生まれて初めてのヨガオーディション

生まれて初めてヨガのオーディションを受けました。11月に2回も。しかも同じ週に。 

「オーディション」という言葉が、まるでガラスの仮面のようでアガリました。結果、一つは受かってクラス担当することに、一つは落ちました(代行教師として登録)。


オーディション前、緊張しないように、あえて準備をせずに臨みましたが、いったん始まったらスンゴイ緊張しちゃいました。終わったあとは「あーしまったー、アレ言い忘れたー」とか「あの動きのあとにアレやりたかったー」など色々振り返って、オーディション後のほうが緊張しました。


2つのオーディションどちらでも、とても良いオファーをいただきました。(gllowのオーディションでは、中村千恵子さんありがとうございました!)


・時々、語尾が聞こえなくて、指示がなんだったのか明確にわからなかった。

・アシスト(「アジャスト」と言われましたw クリパルでは「アシスト」ですよねw)がイマイチ。勇者のポーズ2(横向きのポーズ)で骨盤の傾きを修正したら、膝が内側に入らないように見ることも重要。ティーチャーのアシストに忠実に従おうと頑張る生徒さんのアライメントをよく見る。

・意図を明確に。リラックスさせたいのか、動かしたいのか、声の調子とうまく合っていない。


いずれも「その通りだわ」と自分でうなずけるものでした。

その時に気づいたのは、これまでオファーや、人からのアドバイスをうまく受け取れなかった自分が、変化していたことでした。


過去には、アドバイスを避けようとしていたし、もらっても「いや、でも・・・」と心の中で抵抗していたり、アドバイスを提供してくれた方を批判しようとしたりして、拒否することが多かったのです。アドバイス=批判、ととらえる傾向があって、自身でなぜなんだ?なぜここまで人からのアドバイスが怖いんだろう?と思っていました。


ヨガって凄いですねー 

たくさんの学びや、日々の練習によって(マットの上でも外でも)、ここまで人からの意見や起こっている事を、そのまま曲げずに受け取れるようになったんだなあって我ながら思いました。こうなったら、ここからの人生が楽しみです。


ちなみに、マラビーズが、オーディションの直前に切れました!

プリティ(Priti Robyn Ross: クリパルヨガシニア教師で、2013年来日時に「エリコはいつになったらクリパルヨガ教師になるの?」と言ってくれたことで、トレーニングに行く決心をさせてくれた私の尊敬する先生)からいただいたマラビーズだったんです。

役割が終わったんですね。新しい一歩を踏み出しなさい、という天からの言葉なんだなと思いました。


そんなわけで、オーディション受かったことで今週木曜から自由が丘のgllowさんで、クラスを担当させていただくことになりました!いろんな流派、スタイルのヨガ教師がクラスを担当しているスタジオで、これからどんな生徒さんとの出会いがあるのか、とってもとっても楽しみです。

毎週木曜13:30-15:00のクリパルヨガ/ビギナークラスを担当します。ご都合あったら、ご興味あったら、ぜひお越し下さい!


gllow 自由が丘スタジオでのクラス詳細

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また誕生日を迎えました!

遅くなりましたが、お誕生日のお祝いメッセージをたくさんいただき本当にありがとうございました!44歳になりましたが、いつになっても誕生日は周囲から祝福をいただけて、いいもんだなあと思いました。


昨日ヴェーディック・チャンティング勉強会に行ったら、サクティ(櫻井藍子さん)から「目に入ったときにエリさんのイメージ!と思わず購入しちゃった」と陽気なおサルさんが”お誕生日おめでとー!”と言ってるbeanieをいただきました。これからも、こんなカラフルでお茶目で陽気なおサルさんみたいな人間でいたいと思います。サクティありがとう!


誕生日当日は、楽しみにしていた約束がキャンセルになってしまい、実は自宅で静かに過ごしたのですが、母とテキストのやりとりから、嬉しさあまりに号泣してました。


母「お誕生日おめでとう。これからも自分の為の学びに進んでくださいね。健康に留意して歩んでください!神の祝福と平安と守りがありますように」

(ちなみに母はクリスチャンです)


私「ありがとうございます!神様からの祝福を日々受け取っています。お母さんにも健康とご加護がありますように。いつも本当にありがとう。お母さんに産んでもらって良かった!」


母「ありがとう!嬉しいです!(中略)三人目も男の子だと思っていたので、あなたが誕生したのがとても嬉しかった!」


この最後の部分でワタシ、号泣。いまでもこの文章見ると泣けます。

わたし初めて知ったんです、母親から「あなたが産まれてきて嬉しかった」という言葉をもらうことがこんなに救いになるんだと。子供はずっと親からの承認を求めて、ほめられたくて、親を喜ばせたくて頑張りますが、どこかで一生それが続くんでしょうか。

「あなたを産んで良かった」「あなたが産まれて本当に嬉しかった」ということ、ほとんどの親が感じるものだと当たり前に思われていますが、母が娘に(もちろん息子にも)これをちゃんと伝えると伝えないでは、すごい違いなんですね。


Shakti Initiation(バリ島500時間ヨガ教師トレーニング)で課題本だった『Subtle Body』の中で、ミトコンドリアは母親から子供へ受け継がれるものだという一節がありました。父親のミトコンドリアも胎児に入りますが、遺伝子情報としては母親のミトコンドリアだけが影響を与えるのだと。だから14万年前の最初の女性”アフリカン・イヴ”が人類の母だという説です。

私の体には、母からもらったミトコンドリアだけでなく、母が祖母から受け継いだミトコンドリア、祖母がその母親からもらったもの、という風に脈々と受け継がれた遺伝子があるんですね。先祖に感謝する文化がアジアにはごく普通に浸透してますが、私がここに生きているのは、母がいたからだし、その前の母、さらに前の母、と先祖がいたからなんだなあ、と涙しながら、自分がおかあさんの娘であり、女性であること、母から子へ受け継ぐものがあること、などなど感謝の気持ちに溢れた誕生日の夜を過ごしました。


毎年「ことしの誕生日サイコーだった!」と思っていますが、今年もサイコーでした。

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新しい一歩を踏み出すときの膨大な不安・恐怖とつきあう


「ここでヨガ指導できたら素敵かも!」と私が思う場所があり、ずいぶん前からどうやって入ろうかなーと思っていました。その場所につながってそうな知り合いに聞いてみたり。けど、「直接メールしてみたらいいじゃん」と言われて、その通りだな、と思いました。それが8月の話。


そこから「なんてメールに書こうかなあ」「何を言えば向こうは興味もってくれるかなあ」「ホームページを先にきれいに整理してからがいいよなあ」とか、色々もんもんと考えていました。さあ、今日は帰宅したら、メール出すぞ!と思いながらも、帰宅後、別の事を優先したりして逃げている自分がいました。そこから2ヶ月近くが経過・・・。


この感覚、知ってる。何度もやったなあ、と感じながら、やる気になったり、そこから逃げたりする自分を見ていました。ああいう時、何が起こっているんでしょうね?「逃げる」のは何から逃げているのか?

「私はこういう人間です。どうでしょうか?」と他人に対して自分を表明するのは、いつも怖いことです。だからFacebookにポストするのも、ホームページやブログを書くのも、おっくうになる。認められないかも、NOと言われたらショックで心が痛いかもしれない、という不安があるんです。行動を起こさなければ、他人からマイナスな評価をされるというリスクもないから、だったら行動しないでおこう、となる。


でも、Phoenix Rising Yoga Therapyのマイケル・リー氏が言っていたように「自信に満ちあふれて地に足がついているとき、他人の評価が怖くない」のですよね。

(↑この話は、他人をジャッジしないときというのは、自分がこういう状態のとき、という主旨でしたが)

自分の本当の声がはっきり聞こえるとき、自分の中心とつながっているときって、こういう感覚を覚える事が多くないですか?別に誰から何を言われようが気にしない、私は私でしかあり得ないんだから、というところにいるとき。


結局、私の解決法は、気が済むまでさんざん迷って、悶々考える。悩むことに疲れるまで、悩む自分と共にいる、というのが一案。

あ、あと、周囲に自分の妄想を語る「あそこでヨガ指導できたらいいかなーと思ってるんだよねー」と。外堀から固めて、「他の人にpledge(宣言)したんだから行動に起こそう」と自分を方向付ける。自分の求めるものを、エネルギーとして外へ放出しておくことも役立ちます。

そして、やる気がある時の自分の中の「火」をキャッチして、小さなことから始めてみる。


たとえば「今いいフレーズ思いついた!」ときに少し言葉をメモする。そこからエンジンかかれば、勢いに乗って、そのままメールを出せます。今日はそうでした。

ホームページをキレイにするのは、メール出してからにします。とりあえずメール出しちゃったけど、大丈夫だったかなあ。返事くるかなあ。どんな人がメール読むのかなあ。無視されるのかなあ。いまドキドキしてます・・・

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体が硬いとヨガはできないの?

約3ヶ月ぶりにタイ古式マッサージを受けに行ってきました。以前よりもアーサナ(ヨガポーズ)をやる時間が増え、アライメントを整えようとしている時間が増えているせいか、昔は肩こりばっかりが気になったのに、違う場所がじんわり痛いようなこと(例えば腰上部の深部が後屈ポーズ長くやると、じわーっと痛む)がちょくちょく起きるようになりました。きっと体が本来の状態に戻ろうとしてるんだろうなあ、と自分では思っています。

 

マッサージやってくれたタイ人女子から「オキャクサマ、カラダ、カタイネー」とまたもや5回くらい言われました・・・とほほ。毎回言われるわ。てか、いーじゃないですか、体が硬くたって。本当はそのお店に私が担当しているMorning Yogaクラスのフライヤーを置いてこようと思っていたんだけど、なんだか恥ずかしくて「私、ヨガ教師なんです」と言えなくて、置いてこなかったですw。

 

かわりに(?)、帰宅途中にWest Park Cafeにフライヤーを置いてもらおうと寄ってきたら、店員のお兄さんが「男性でも参加できますか?」「体硬いんですけど」という、いつもよく言われる台詞をおっしゃいました。もちろん男性でもオッケーです、ということと、たった今タイマッサージ屋さんで体が硬いと5回も言われたと伝えて笑いを取ってきました。

 

ヨガは体が柔らかい人のためのものじゃありません。私自身が何年何年も前からヨガを始めながら、かたくなに「私はヨガ教師にはなれない」と決めつけていた理由はまさしく私が体が硬いから。だけど、ヨガは体を通して自分とつながり、うちなる神や真理とつながっていくこと。どうしてもキレイに出来ないジャヌシルシャアーサナ(前屈)やバダコンアーサナ(開脚前屈)があっても、私はヨガ教師にはなれたんです。

 

体を動かしてそこへ意識を持っていき、自分が体とつながっているという感覚を取り戻す。そうすると心が体とつながっていきます。それがヨガです。フィジカルなストレッチ運動じゃなく、心と体をつないで、精神のバランスを整え、総合的な健康を得るのがヨガです。(ほかにもいっぱい目的というか、付随していただける恩恵が山ほどありますが)

 

そんなわけで、体が硬いからヨガはちょっと、と思ってる方には是非、私のクラスに出てもらいたいなーと思います。

 

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