体が硬いとヨガはできないの?

約3ヶ月ぶりにタイ古式マッサージを受けに行ってきました。以前よりもアーサナ(ヨガポーズ)をやる時間が増え、アライメントを整えようとしている時間が増えているせいか、昔は肩こりばっかりが気になったのに、違う場所がじんわり痛いようなこと(例えば腰上部の深部が後屈ポーズ長くやると、じわーっと痛む)がちょくちょく起きるようになりました。きっと体が本来の状態に戻ろうとしてるんだろうなあ、と自分では思っています。

 

マッサージやってくれたタイ人女子から「オキャクサマ、カラダ、カタイネー」とまたもや5回くらい言われました・・・とほほ。毎回言われるわ。てか、いーじゃないですか、体が硬くたって。本当はそのお店に私が担当しているMorning Yogaクラスのフライヤーを置いてこようと思っていたんだけど、なんだか恥ずかしくて「私、ヨガ教師なんです」と言えなくて、置いてこなかったですw。

 

かわりに(?)、帰宅途中にWest Park Cafeにフライヤーを置いてもらおうと寄ってきたら、店員のお兄さんが「男性でも参加できますか?」「体硬いんですけど」という、いつもよく言われる台詞をおっしゃいました。もちろん男性でもオッケーです、ということと、たった今タイマッサージ屋さんで体が硬いと5回も言われたと伝えて笑いを取ってきました。

 

ヨガは体が柔らかい人のためのものじゃありません。私自身が何年何年も前からヨガを始めながら、かたくなに「私はヨガ教師にはなれない」と決めつけていた理由はまさしく私が体が硬いから。だけど、ヨガは体を通して自分とつながり、うちなる神や真理とつながっていくこと。どうしてもキレイに出来ないジャヌシルシャアーサナ(前屈)やバダコンアーサナ(開脚前屈)があっても、私はヨガ教師にはなれたんです。

 

体を動かしてそこへ意識を持っていき、自分が体とつながっているという感覚を取り戻す。そうすると心が体とつながっていきます。それがヨガです。フィジカルなストレッチ運動じゃなく、心と体をつないで、精神のバランスを整え、総合的な健康を得るのがヨガです。(ほかにもいっぱい目的というか、付随していただける恩恵が山ほどありますが)

 

そんなわけで、体が硬いからヨガはちょっと、と思ってる方には是非、私のクラスに出てもらいたいなーと思います。